日本のアマバンドは活動姿勢が次の3種類に分けられる。
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①消費者思考1バンド ②消費者思考2バンド ③投資思考バンド
私も10年ほどバンド活動をしてきて、実に様々なバンドを見てきました。


自分も含めて、日本のバンド(アマチュア・インディーズ)はおおよそ以下の3パターンに分類されます。



①ライブハウスの言うとおりに良い曲を作って一生懸命いいライブをやっていれば、誰かがいつか声をかけてくれる。それまでお金を払うのは仕方ない。お金の為にじゃない、売れる為じゃないとか言いながらプロを目指しているという矛盾を抱える。ノルマや機材代は自分のバイト代から・・・という思考のバンド。「消費思考1」のバンド。



②あわよくば音源が売れてくれて人気が出ればうれしいけど、自分たちの表現できる場がある事が一番で、知り合いをタダで呼べば人も集まる。打ち上げも楽しみ。お金は自分たちで払ってもよいという「消費思考2」バンド。趣味バンドとも言う。



③自分たちが誰のどんなニーズを満たせるのか、しっかり考えて自分たちをブランディングして売り出す。お金を支払った分は、○○で必ず回収しよう。しっかり収支表を管理しよう。という「投資思考」のバンド。



言わずもがな、危険なのは「消費思考1」です。同じ消費思考でも健全さでははるかに「消費思考2」です。
「消費思考1」のタイプは、盲目的に消費を繰り返しながら活動しているケースが多く、その場合、お客さんのニーズも意識していないので動員も増えない、資金が持たない。最初は来てくれていた知り合いも、毎週のような告知メールにうんざりし、離れていきます。


そういうバンドをたくさん見てきました。本人たちは夢を追っているつもりでも、ただただ浪費生活をしているだけなのです。20代の夢見る若者が可哀そうすぎて本当に涙が出ます。
(ただし、スカウトされるなど一発逆転はあります。相当の才能が必要ですが。)



また、「消費思考2」のタイプが徐々に「消費思考1」の世界に誘引される動きも経験しています。これもどうかと感じますが、ライブハウスの営業上必要なのでしょう。




オススメは「投資思考」です。ある程度長く続いて、そこそこ活躍するケースが多い様に感じますし、バンド活動を通して、自立心・ビジネスマインド、追及心・思考力が育つでしょう。もしバンドをやめたとしてもその経験は多方に役立つはずです。



日本のバンド(アマチュア・インディーズ)の本質は、この三つしかありません。
この3つが同じイベントにブッキングされていたりするから余計に自分たちのスタンスを見つめにくくしているのかもしれません。


せっかく人生の貴重な時間とお金を使って活動するのですから、美徳やありもしない成功パターンに惑わされることなく、他社にも自分にも有益になるようなバンド活動を行ってほしいと感じます。